たまご

ほうれん草 イラン(旧ペルシア)から伝わったといわれる野菜・ほうれん草。日本においては、1631年の「多識篇(たしきへん)」という文献のなかで「唐菜(からな)」という名で紹介されたのが最初で、16世紀頃中国から伝えられたものと記述されています。
 ほうれん草には、根が鮮紅色で、葉が細く、先がとがって切れこみが深い、秋に種をまく東洋種と葉が丸く肉厚のある春に種をまく西洋種があります。近年は、西洋種の葉肉の厚さと東洋種の味のよさなどそれぞれの利点を生かした交配種が主流で、1年中出回るようになりました。
 ほうれん草は、ラーメンの具として一般的とは言えないものの、栄養学的には大変優れた野菜で、ビタミンA、B1、B2、C、が豊富に含まれるほか、鉄分も多く、体内で血を作る効果が大きいため貧血性の人にとっても予防効果のある良い食べ物です。また見た目の彩りもよく、あっさり系の醤油味には、スープの味をジャマしない、ぴったりの具と言えます。野菜が不足しがちなラーメンにおいて、是非とも具として加えてほしい野菜と言えるでしょう。


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